JANTZEN COLUMN vol.15
気分を変える、ON/OFFプレイリスト
ライフスタイルBGM
Selected by 多屋 澄礼
2023.01.23

ジャンセン(JANTZEN)の理念や考えに基づき、そこから派生したライフスタイルに纏わる“ヒト・モノ・コト”にフォーカスしていく連載企画「JANTZEN COLUMN」。

vol.15では、好評を得たvol.4のプレイリスト企画をブラッシュアップ。暮らしの中で聞きたい“ライフスタイルBGM”として、今回もディスクユニオンのプロジェクト「Girlside(ガールサイド)」のディレクターを務める、多屋 澄礼さんに選曲依頼。

「気分を上げる、ONモードなプレイリスト」と「ブレイクタイムに、OFFモードなプレイリスト」の2つのプレイリストを提案します。自宅で仕事をするときの気分の切り替えや、オフィスで気分がのらないとき、通勤・通学中のお供にどうぞ。

「ONとOFF」2つのプレイリストで打ち出す
今、多屋さんが聴きたい12曲

「“ONモードなプレイリスト”では、キラキラとしたギターのリフ、高鳴るハートビートを彷彿とさせるリズミカルなドラム、強いメッセージ性をもったリリックにチャーミングな歌声…そんな要素がちりばめられた6曲をセレクト。体が自然と動き出してしまうようなテンションの曲には、新しいことにチャレンジしたくなる、そんな不思議なパワーが秘められています。

もう一方の“OFFモードなプレイリスト”では、安らぎや休息をテーマに。忙しない日常の中で、ほっと一息つける時間はとても貴重なもの。そんな時間に寄り添ってくれる、心温まる曲を選びました。ちょっぴり非日常的でロマンチックなメロディーやアレンジ、ブランケットのように温かく包み込んでくれる繊細なアコースティックな音色を、温かい紅茶やミルク、ビスケットなどをお供に、じっくりと味わって」(多屋 澄礼さん)


ライフスタイルBGM
「気分を上げる、ONモードなプレイリスト」

「映画 『ヴァージンスーサイズ』で楽曲が使用されていたカナダの国民的バンド〈Sloan(スローン)〉。一気にテンションをあげてくれるイントロから、ハイテンションのままにアウトロに続いていく流れが完璧!」(多屋 澄礼さん。以下同)


「18年という長いブランクから奇跡の復活を遂げたUKドリームポップバンド〈The Proctors(プロクターズ)〉。キラキラと眩いギターが紡ぎ出すグッドメロディーとキュートなコーラスが融合したサウンドに胸キュン!」


「アメリカの現代の音楽を語る上で欠かせないアーティスト〈Angle Olsen(エンジェル・オルセン)〉。コロナでステイホームを余儀なくされていた時期にリリースした80年代楽曲のカバー集『Aisles』に収録されたAlphavilleのカバー。壮大なサウンドスケープと高揚感のあるメロディーが無限の可能性を感じさせてくれます」


「ウォールオブサウンドとシックスティーズのファッションで世界中の女の子たちのハートを射止めた〈The Like(ザ・ライク)〉の代表曲。失恋ソングなのにポジティブなムード全開。このマインドは、ぜひ見習いたいところ」


「ウェス・アンダーソン監督の『フレンチディスパッチ』にて印象的に使われていた本作。〈Jarvis Cocker(ジャーヴィス・コッカー)〉による我を忘れて踊りたくなるクール&ヒップな最高のガレージサウンド!」


「00年代のロンドンのインディーポップを盛り上げた4ピースバンド〈David Cassidy(デヴィッド・キャシディ)〉。70年代のティーンアイドル、デヴィッド・キャシディをテーマに前のめりに疾走し続けるパンキッシュなメロディーがとにかく愉しく、ヴィクトリアンケーキのストロベリージャムのように甘酸っぱい」


ライフスタイルBGM
「ブレイクタイムに、OFFモードなプレイリスト」

「80年代のイギリスのアンダーグラウンドで盛り上がっていたフェイクジャズ・シーン。そんな中でもとびきりのセンスを発揮していた〈Weekend(ウィークエンド)〉の隠れた名曲。耳を傾けていると心がとても落ち着きます」


「常に進化を続ける3ピースガールズバンド〈The Wisely Brothoers(ワイズリーブラザーズ)〉。憂を含んだウィスパーボイスに繊細に重ねられたノイズが耳に心地よく、自然と優しい気持ちに」


「’00年代のガールズバンドブームを牽引したNYの3ピースバンド〈Vivian Girls(ヴィヴィアン・ガールズ)〉。ドラマチックに展開する讃美歌のような3人のコーラスが深い森の中に誘います」


「ファズギターと浮遊感のあるヴォーカルが、淡いグラデーションのアートワークともリンクする〈Brilliant Colors(ブリリアント カラーズ)〉のスイートなナンバー」


「1933年に発表されたハーヴェイ・アレンの小説からアーティスト名をつけた謎多き歌手〈Anthony Adverse(アンソニー・アドヴァース)〉。どこか中世的なアプローチとハスキーな歌声の組み合わせが絶妙なロマンチズムを生み出し、日常を忘れさせてくれます」


「類稀なメロディーセンスを持ち、デビュー当時の平均年齢が13歳だったことも衝撃的だった3姉妹バンド〈Honey Hahs(ハニー・ハーズ)〉。アコースティックの柔らかい音色に、ふわりと重なる息のあったコーラスがこの上なく幸せな時間をもたらしてくれる。これが“永遠(Forever)”に続けばいいのにと祈りたくなる一曲」


SELECTER:SUMIRE TAYA

多屋 澄礼(たや すみれ) ディスクユニオンのプロジェクト「Girlside」のディレクター。DJとしてショップやイベントのための選曲も行っている。また、音楽にまつわる仕事だけでなく、エディター、ライター、翻訳家としても活躍。現在は双子の母として、自身のライフスタイルを記したコラムも連載中。著書に『フィメール・コンプレックス』『ルーキー・イヤー・ブック』がある。
Instagram:@sumiretaya


音楽とライフスタイルを楽しむ
コンセプトショップ「Girlside」

多屋さんがセレクトしたCDやレコードをはじめ、キュートなZINE、オリジナルのウェア&雑貨まで、音楽にまつわる様々なアイテムがそろう「Girlside(ガールサイド)」。1月下旬、イラストレーター・harune.h(@haruneh)による展示を開催。また、ディスクユニオン 池袋店の改装に伴い、現在の店舗での「Girlside」の展開は3月末まで。その後、都内のディスクユニオンの店舗で継続予定。

Girlside
住所:東京都豊島区東池袋1-1-2 高村ビル4F ディスクユニオン 池袋店内
時間:12:00~21:00(日曜・祝日11:00~20:00)

photograph_Yume Takakura / edit & text_Ryoko Suzuki