JANTZEN COLUMN vol.16
スイートなティータイムのための指名買いリスト
2023.02.10

ジャンセン(JANTZEN)の理念や考えに基づき、そこから派生したライフスタイルに纏わる“ヒト・モノ・コト”にフォーカスしていく連載企画「JANTZEN COLUMN」。

vol.16では、自宅で楽しむ特別なティータイムをご提案。指名買いしたいとっておきのお茶とチョコレート&カカオのスイーツを用意して、ほっと心安らぐお茶の時間を楽しんでみては?

穏やかでスイートなティータイムに。
甘いお菓子に合う個性豊かな4つのお茶と、
カカオが香る5つのスイーツ

誰かに見せるわけではなく、気取らず、心地よさとリラックスを大事にする自分のためのティータイム。理想のドレスコードはルームウェア。ゲストを呼ぶならば、パートナーや気の置けない友人がいい。夕刻〜夜、穏やかなくつろぎの時間を。

《TEA 01》EN TEAの「紅焙じ茶」
紅茶の華やかな甘みと焙じ茶の香ばしさを楽しむ、オリエンタルな一杯

EN TEA「紅焙じ茶」¥1,296(ティーバッグ 7個入り)


日本人の私たちにとって馴染みのある緑茶や焙じ茶、紅茶などをはじめとするお茶や、それらの茶の個性を生かしたブレンドティーを展開する〈EN TEA(エンティー)〉。紅茶(ブラックティー)をベースとする「紅焙じ茶」は、紅茶を作る過程で選別される茎を中心に使用し、焙煎した焙じ茶。 紅茶と焙じ茶、それぞれの良さを引き立たせるような焙煎加工を行うことで、花のような鮮やかさが感じられるオリエンタルな香りと自然で深い甘みが魅力。馴染みのある味わいをモダンに昇華させた味で飲みやすく、来客者に出す一杯としても喜ばれそう。


《TEA 02》TeaRoomの「アールグレイ煎茶」
フレッシュな柑橘の香りと清々しい煎茶の香りのマリアージュ

TeaRoom「アールグレイ煎茶(ティーバッグ)」¥1,470(15個入り)


お茶の生産から販売までのトータルプロデュース、人気洋菓子店のオリジナルティーなども手がける〈TeaRoom(ティールーム)〉の「アールグレイ煎茶」。ベースとなるのは、同社が製造している本山浅蒸し煎茶(やぶきた)。通常は紅茶で使用されるベルガモットの香りを煎茶につけることで生まれた煎茶のアールグレイで、ベルガモットのみずみずしい果実感と煎茶の苦味が柑橘のピール感を演出する。トップで香るレモンの華やかな香りと、後半にやってくる煎茶の青々しい香りが見事にマリアージュする逸品で、お菓子のお供としてはもちろん、仕事や勉強中にリフレッシュしたいときにもぴったり。


《TEA 03》SMITH TEAMAKERの「ポートランド ブレックファスト」
シンプルで奥深い、渋みを抑えたブレックファストブレンド

SMITH TEAMAKER「バラエティ ギフトボックス」¥3,240 ※限定パッケージ(12種類のブレンドティー 各1包入り)


JANTZEN COLUMN vol.1でも登場の〈SMITH TEAMAKER(スミス・ティーメーカー)〉は、ジャンセンと同じポートランド発のブランド。この「ポートランド ブレックファスト」は、モルトやスパイスを感じさせる香りに、ほのかに大地を思わせる温かな風味が印象的な、しっかりと重厚感のあるブレンドティー。見た目や香りから受ける印象よりも渋みが抑えられているところも特徴で、雨の降ったポートランドの朝にぴったりな紅茶。ちなみに“No.1851”の由縁は、ポートランドが「市」として制定されたのが1851年であることから。


SMITH TEAMAKER
https://smithtea.jp/

《TEA 04》​​DAYLILYの「杏仁茶」
ノンシュガーのほのかな甘味、“杏仁豆腐”なデザートティー

​​DAYLILY「Annin Beau-Tea 台湾甜杏仁茶」¥3,200


台湾発の漢方のライフスタイルブランド〈​​DAYLILY(デイリリー)〉で出会ったのは、見た目も風味もまるで杏仁豆腐、ハマったらクセになること間違いなしの「杏仁茶」。白い粉末状のお茶で、お湯で溶かしていただく。スイーツのような甘い香りが漂うものの、砂糖不使用で、あっさりとした杏仁そのもののほのかな甘味が感じられる。一言でいうならば、砂糖の甘味を除いた杏仁豆腐フレーバーのドリンク。台湾ではよく飲まれているそう。本品を使ってヘルシーな杏仁豆腐を作ることもできる。ブランドYouTubeチャンネル(https://youtu.be/3MP3g8g2NbA)では、田村浩二シェフ監修「究極の杏仁豆腐」のレシピを公開中!


​​DAYLILY
https://daylily.com.tw/

《SWEETS 01》Mr. CHEESECAKEの「Mr. CHEESECAKE BLACK cacao」「Mr. CHEESECAKE BROWN milk」
カカオの味わいの違いを楽しめる、2種類の限定フレーバーが登場

Mr. CHEESECAKE「Mr. CHEESECAKE BLACK cacao」「Mr. CHEESECAKE BROWN milk」各¥5,400 ※2023年2月14日までの期間限定販売


〈​​Mr. CHEESECAKE(ミスターチーズケーキ)〉から、バレンタインムードを盛り上げる2つの期間限定チーズケーキが発売中。ダークブラウンのボックスに入った「Mr. CHEESECAKE BLACK cacao」(皿上部)は、香ばしさと旨味があふれるカカオが主役のフレーバーが楽しめるチーズケーキ。濃厚なカカオを引き立てるのは、焦がしバターの旨味やアーモンドペーストのコク、クローブのスパイシーさ。フルーティな酸味もほんのりと感じられ、立体的で奥深い味わいが楽しめる。もう一方の「Mr. CHEESECAKE BROWN milk」は、ミルクチョコレートのような優しく滑らかな味わいのチーズケーキ。チョコレート、マスカルポーネ、プラリネを加え、優しくも深いフレーバーに。口の中に広がる心地よい甘味に、甘酸っぱいアプリコットの果肉がフレッシュなアクセントを添えている。


《SWEETS 02》ovgo Bakerの「ドランク イン ラム」
ダークチョコレートとラムレーズンのバレンタインクッキー

ovgo Baker「ドランク イン ラム」¥380 ※バレンタイン期間限定発売


卵もバターも使用せず、すべて植物性の材料から作られるヴィーガンアメリカン・クッキーといえば〈​​ovgo Baker(オブゴベイカー)〉。バレンタインシーズンの限定クッキーとして、赤いハートのラベルが目印の「ドランク イン ラム」が登場。ダークチョコレートの生地にラム酒漬けのレーズンがたっぷりと練り込まれた、ちょっぴり大人な味わいの一品に仕上げられている。気になる食感は、しっとりとしていてソフト。ケーキ感覚で楽しめる。他に、ストロベリーチョコ生地を使った「Miki’s ラブリーチョコレート」クッキーも期間限定で展開中。


《SWEETS 03》とらやの「あんやき 黒糖カカオ」
あんとカカオと黒砂糖が織りなす、和モダンなカカオスイーツ

​​とらや「あんやき 黒糖カカオ」¥238 ※2023年2月中旬までの期間限定販売、無くなり次第終了。


​​和モダンなカカオスイーツは〈とらや〉にて。2019年に初めて販売された「あんやき 黒糖カカオ」が期間限定で発売中。“あんやき”は、餡に卵黄、ふくらし粉を混ぜて焼きあげた焼き菓子で、餡のおいしさをほろほろとした食感で楽しめるところが特徴。数種のフレーバーが展開されており、期間限定の味わいとしてこちらの“黒糖カカオ”がある。白餡のおいしさにカカオの香りと黒砂糖のコクが加わった、豊かな風味が魅力。カカオのマークがあしらわれているところもポイント。


《SWEETS 04》Dandelion Chocolateの「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」
クラフトチョコレート専門店のシグネチャー・チョコレートバー

​​Dandelion Chocolate「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」¥1,400


​​シングルオリジンのカカオ豆からチョコレートを作る〈Dandelion Chocolate(ダンデライオン・チョコレート)〉には、さまざまな人気商品がある。中でもマストで押さえておきたいのは定番かつ店のシグネチャーともいえる、チョコレートバー(全11種)。それぞれ異なる調合で、個性豊かな味わいが楽しめるチョコレートに仕上げられていて、掲載の「ワンプゥ, ホンジュラス 70%」は、初めて同店のチョコレートを味わう人にもおすすめの銘柄。コクがあってクリーミー、銘濃厚でナッツ感のあるフレーバーと同時に、酸味と果実味のなかにハーブ感のあるオレンジフラワーティーを彷彿とさせ、明るく華やかな印象の一品。主原料は、モスキーティア地方にあるリオ・プラタノ生物圏保護区で2020年に収穫されたカカオ豆。


​​​​Dandelion Chocolate
https://dandelionchocolate.jp/

《SWEETS 05》DEMELの「オレンジピールチョコレート」
オレンジピールの香り高く爽やかな味わいとチョコレートのパーフェクトな調和

​​​​DEMEL「オレンジピールチョコレート」¥2,268


​​オーストリア・ウィーン発の〈​​DEMEL(デメル)〉は、200年をこえる歴史を刻んできた老舗。古都ウィーンの風景を彷彿とさせる豊かな香りと深い味わい、そして、コレクションしたくなる美しいパッケージもこのブランドならでは。出会いは「ソリッドチョコ猫ラベル」という人も多いのでは? 今回紹介する「オレンジピールチョコレート」も定番人気の一つで、砂糖漬けしたオレンジの皮を、スウィートチョコレートでコーティングしたスイーツ。オレンジピールの香り高く爽やかな味わいと、チョコレートの調和、甘くほろ苦いフレーバーがたまらない。


​​DEMEL
https://demel.co.jp/

photograph_Yume Takakura / edit & text_Ryoko Suzuki