FEATURE STYLE
【Vol.39_2023 Early winter】
2023.11.16

ウールフードコート¥29700ツイードニット¥13200ワイドパンツ¥8800/ジャンセン その他 参考商品およびスタイリスト私物 *記載の価格は税込

ジャンセン(JANTZEN)の新作から、プレス一押しのアイテムをコーディネートで紹介していく連載「FEATURE STYLE」。Vol.39では、尾州で仕立てたウール生地使用のフードコートをピックアップ。ヴィンテージライクなニットと別珍地のワイドパンツを合わせた、大人シックなマニッシュスタイルでご提案します。

冬のマニッシュスタイル

この時期、ジャケット感覚で羽織れるショートコートがあるといい。

チェスターやステンカラー型のウールコートより気軽に着られて、ナイロンアウターより上品に着られる気の利いた大人顔アウターを探している人におすすめしたいのがこのコート。奥行きを感じる色目のウール生地を、あえてカジュアルでメンズライクなシルエットのアウターに仕立てることで、他にはないバランスの一着に。モデル着用のようなきれいめのニットはもちろん、ラフなTシャツにもフェミニンなブラウスにも合わせやすいアウターです。

一見シンプルなアウターながら、フード周りはリブ付きで、ハトメにはスピンドルを通してマットな質感のドット釦開き仕様にすることで、マニッシュなエッセンスをプラス。主張しすぎず、だけど一捻りきかせたディテールにこだわりました。

前を閉じても開いたまま羽織っても素敵に決まる。気軽に着られて、普段の着こなしをクラスアップしてくれるアウター。今回、中に着たのはツイードライクな編み地が印象的なニットプルオーバー。きちんと感があり、着心地も良いのでオフィスカジュアルにもおすすめです。レディな印象のアイテムだからこそ、アウターやボトムでややハンサムにシフトさせて着るのがジャンセンの一押しスタイル。

季節感のある別珍のワイドパンツは、明るめのベージュを選んで差し色に。ラフに履けてスタイルアップを叶えるパンツはデイリーに重宝、ふわふわとした表面感を生かして今時期から春先まで履きたい1本です。

STYLING FOCUS

1. カジュアルなジャケット感覚で着られるショートコート。ヒップが隠れる程度の丈感で、ロング丈のパンツはもちろん、Aラインのワンピースやスカート、ショートパンツとも合わせやすいはず。

2. 1枚で洒落るヴィンテージライクなニットプルオーバーは、見た目以上にソフトな着心地。フロントのミニポケットは、リップやヘアピンなど、身の回りの小物類を入れても良さそう。

vol.39:FEATURE ITEM


毎年人気の尾州で仕立てたウール生地を使ったアウターが今季もお目見え。2色の糸を用いて織り上げた素材は、深みのある色目で雰囲気のある仕上がりに。また、見た目の印象よりも軽量な着心地を感じてもらえるはず。フード周りはリブ付き、ハトメにはスピンドルを通してマットな質感のドット釦開き仕様にすることで、大人マニッシュなデザインのコートに仕上げました。中肉のインナーを合わせても着用いただけるような、程よいサイズ感になっています。


ツイード編みのプルオーバーニット。2種類の毛糸を使い、ツイード生地のような風合いを表現した編み地が特徴の一着。さらに、ポケット口と袖口にはフリンジがあしらわれていたり、着こなしにアクセントを添えるゴールドの釦が配されていたりと、テクニックいらずで洒落見えするデザインニットです。カラーは、トラッドなブラック(モデル着用)と、コーディネートの差し色に取り入れたいイエローの2色展開。


足のラインをまっすぐに見せられるワイドストレートシルエットの別珍ストレッチパンツ。オーセンティックな5ポケットのデザインで、ヒップポケットに関しては、おしりがコンパクトに見えるようにサイズと配置にこだわりました。バイオウォッシュ加工による優しいカラーリングとソフトな着用感もポイント。カラーは、定番人気のチャコールとベージュ(モデル着用)、控えめなピンクの3色展開です。


グッドな日々は、グッドな装いから。
日常に寄り添って彩るジャンセンの服をあなたのスタンダードに。

photograph_Yume Takakura / styling_Hitomi Matsuno / hair & make-up_Chiho Hatae / model_Mii(GUNN’S) / thumbnail design_Chihiro Kase / edit & text_Ryoko Suzuki