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JANTZEN COLUMN vol.4
ポートランドに想いを馳せて「聴」
2021.12.24


ジャンセン(JANTZEN)の理念や考えに基づき、そこから派生したライフスタイルに纏わる“ヒト・モノ・コト”にフォーカスしていく連載企画「JANTZEN COLUMN」。

第4回目は、ジャンセンと深くゆかりのあるポートランドにまつわる音楽をフィーチャー。カルチャー活動が盛んなことでも知られるポートランドには、個性豊かなミュージシャンが手掛けた、様々な作品が世に出されているのです。

関連記事:ジャンセン発祥の地、ポートランドって?
URL:https://www.jantzen.jp/2021/01/13/column-01/

今回は、ナビゲーターとして、レコードショップ・ディスクユニオンのプロジェクト「Girlside(ガールサイド)」ディレクターであり、DJとしても活躍する多屋澄礼さんを迎え、ポートランドのミュージックカルチャーを楽しむ上で、チェックしておきたいアーティストとその楽曲を教えてもらいました。

多屋澄礼さんがナビゲートする
今、聴きたい“ポートランドな音楽”

選曲をお願いしたのは、ディスクユニオンのプロジェクト「Girlside」での展示やプロダクトのディレクション、アパレルなどショップのBGMのミックス作成や、海外アーティストの歌詞対訳を手がけている、多屋澄礼さん。「ポートランドは、クラフトコーヒーやビール、アートといったローカルカルチャーが育つ街としても有名。そんな土地柄ということもあり、インディペンデントなレコードショップや、音楽を演奏できるスペースも沢山あります。Quasi(クワージ)やM.Ward(マット・ウォード)など、アメリカのオルタナティブロックを支えるバンドを数多く輩出したエリアもこのポートランドです」

「そして、同じアメリカでも、ニューヨークやロサンゼルスなどと比較すると、商業的ではなく、生活と音楽が融合し、自然体で音楽活動するアーティストが多い印象。そんなところも選曲の楽しみです。今回は、そういったローカルな活動を主にするアーティストに着目してみました」ピックアップされた全7組のアーティストの中には、多屋さん一押しのニューカマーアーティスト2組も登場。どれも今日からプレイリストに追加したい必聴作です。

【SUMIRE TAYA select artist 01】
Glass Candy
(グラス・キャンディ)

Recommend song:多屋さんの一押し楽曲は、「IKO
オリジナルはニューオーリンズのフォークソング。幾度となくカバーされて来た名曲IKOを大胆にアレンジし、ストレンジでありながらも可愛さが垣間見れるGlass Candy(グラス・キャンディ)らしいナンバー。

「《Glass Candy(グラス・キャンディ)》は、IdaとJohnny Jewelによるユニット。Johnny JewelはポートランドをベースにしたItalians Do It Betterレーベルのオーナーであり、David Lynch監督の『新Twin Peaks』のサウンドトラックを手掛け話題に。80年代のフランス、イタリアのディスコミュージックやシンセポップからの影響が色濃く、退廃的できらびやかなサウンドは、夜のムードにぴったりです」

【SUMIRE TAYA select artist 02】
All Girl Summer Fun Band
(ザ・オール・ガール・サマー・ファン・バンド)

Recommend song:多屋さんの一押し楽曲は、
Communication Problems
優しいメロディー、ヴォーカルとラフで荒削りなサウンドのミスマッチさがお気に入り。

「《The Softies(ザ・ソフティーズ)》のメンバーである Jen Sbragia、ポートランドのバンドの中でも有名な《The Thermals(ザ・サーマルズ)》のメンバーであるKathy Foster、ソロでも活躍するKim Baxter、Arirak Douangpanyaによる4ピースバンド。それぞれバックグラウンドを持つ4人が集まり、Twee Pop(トゥイー・ポップ)を生み出しています」

【SUMIRE TAYA select artist 03】
She&Him
(シー&ヒム)

Recommend song:多屋さんの一押し楽曲は、「Baby It's Cold outside
しっとりとしたムードで、ふたりの掛け合いが最高!
ウィットに富んだアニメーションのMVもXmas気分を盛り上げてくれます。

「ポートランドで活躍するM.Wardと女優でもあるゾーイ・デシャネルによる《She&Himシー&ヒム) 》。 クリスマスのオーソドックスなナンバーを息の合った二人のサウンドで、フレッシュな印象に。

【SUMIRE TAYA select artist 04】
Veronica Falls
(ヴェロニカ・フォールズ)

Recommend song:多屋さんの一押し楽曲は、「The Rats cover outside
Youtubeやストリーミングでのローンチはなく、レコードのみで聴くことができます。
YouTubeには、オリジナル版のみ展開されています。

「レコメンドソングに挙げたのは、80年代初期に活躍したポートランド出身のパンクバンド《The Rats》のカバー曲。オリジナルも、ドライでシンプルな中にプリミティブな魅力があるのですが、個人的にはこの曲を《Veronica Falls(ヴェロニカ・フォールズ)》がカバーしたものが好きです」

【SUMIRE TAYA select artist 05】
CORIN TUCKER BAND
(コリン・タッカー・バンド)

Recommend song:多屋さんの一押し楽曲は、
Doubt」&「Half A World Away
スリーター・キニー時代を彷彿とさせるDoubtや
新しいアプローチを感じさせるHalf A World Awayがオススメ。

「90年代のライオット・ガール、ガールズ・パンク ― オルタネイティヴ・シーンにおいて、常にシーンを牽引して来たオリンピア出身の《SLEATER-KINNEY(スリーター・キニー)》のヴォーカルとして偉大を築いたコリン・タッカーが、新たなソロプロジェクトとしてスタートさせたのが、《CORIN TUCKER BAND(コリン・タッカー・バンド)》。コリンのサウンドメイキングを支えるのはサラ・ランド (ex- アンウォウンド) 、セス・ロリンヂ (pre- ザ・ゴールデン・ベアーズ)がコリンのサウンドメイキングを支えています」

>> NEW COMMER from Portland

ネクストブレイクを先取り!イットな次世代アーティスト ポートランドのミュージックカルチャーを堪能するなら、やっぱり次世代のムードも抑えておかなくちゃ。多屋さん一押し、ネクストブレイク間違いなし!なニューカマーって?

《Floating Room (フローティング・ルーム)》

https://www.youtube.com/watch?v=ZywYgcpKAtI&feature=emb_logo
「まずはこちらを挙げたい!Maya Stonerが2016年からスタートした浮遊感のあるニューオルタナサウンド。Stella DonnellyやSnail Mailなどが好きなリスナーにおすすめです」

《Quickly, Quickly (クィックリー・クィックリー)》

https://www.youtube.com/watch?v=BIGig7CkFos
「グレアム・ジョンソンのソロプロジェクト。オーガニックなチルビーツが特徴。ミシガン州のGhostly International が契約し、今年8月にデビューアルバムがリリースされ注目が集まっています」

「jantzhen column vol.4 playlist by sumire taya」 >> playlist

【選曲者プロフィール】
多屋澄礼(たやすみれ)
ディスクユニオンのプロジェクト「Girlside」のディレクター。DJとしてショップやイベントのための選曲も行っている。また、音楽にまつわる仕事だけでなく、エディター、ライター、翻訳家としても活躍。現在は双子の母として、自身のライフスタイルを記したコラムも連載中。著書に『フィメール・コンプレックス』『ルーキー・イヤー・ブック』がある。

Instagram:@sumiretaya

What’s in 「Girlside」?

多屋さんがディレクターを務める「Girlside」は、“レコード、そして音楽が、より私たちの身近なものであってほしい”そんな願いから生み出された、ディスクユニオンによる、ミュージック&ライフスタイルを楽しむプロジェクト。ディスクユニオン池袋店の一角に常設されているショップスペースには、多屋さんがセレクトしたCDやレコードをはじめ、キュートなZINE、Girlsideオリジナルのウェア&雑貨まで、音楽にまつわる様々なアイテムがそろう。

「Girlside」
住所:東京都豊島区東池袋1-1-2 高村ビル4F
時間:12:00~21:00(日曜・祝日11:00~20:00)

JANTZEN COLUMUN vol.4 ポートランドに想いを馳せる「聴」、いかがでしたか?
今回もジャンセンの発祥の地である、アメリカ・ポートランドのカルチャーを身近なところから感じてみよう」をコンセプトに展開させていただきました。
JANTZEN COLUMUN vol.5は、1月中旬公開予定。おたのしみに!

direction & photograph_Yume Takakura
(Instagram: @y_u_m_e_
edit & text_ryoco. (Instagram: @merrymapleni